「リップルは今後上がるのか」「XRPは2030年にいくらになるのか」と、将来の値動きが気になっている方も多いでしょう。
XRPは大きな値上がりが期待される一方、価格変動も激しい暗号資産(仮想通貨)です。そのため、リップルの将来性を判断する際は、価格予想だけでなく、上昇材料とリスクの両方を確認することが大切です。
本記事では、XRPの今後を左右する2026年の最新動向から、2030年・10年後の見通しまで分かりやすく解説します。
さらに、XRPの将来性を踏まえ、1000円・5000円・1万円・10万円・50万円といった価格が現実的なのか、必要となる時価総額から検証します。ぜひ参考にしてください。
リップル(XRP)とは?今後を考える前に基本を確認

リップルの今後を予想するには、まずXRPがどのような仮想通貨なのかを理解しておくことが大切です。本セクションでは、以下のポイントを解説します。
- リップル(XRP)の特徴
- 過去最高値と最近の価格推移
リップル(XRP)とはどのような仮想通貨?
XRPは、オープンソースの分散型台帳「XRP Ledger(XRPL)」で利用されるネイティブトークンです。XRPの基本情報を以下の表にまとめました。
| 項目 | 内容 |
| 名称 | XRP |
| ネットワーク | XRP Ledger(XRPL) |
| 主な用途 | 送金・決済・価値移転など |
| 最大供給量 | 1,000億XRP |
| 合意形成 | XRP Ledger独自のコンセンサスプロトコル |
| Rippleとの関係 | RippleはXRPを保有・活用する企業の一つ |
Ripple(リップル社)は決済・金融インフラを提供する企業であり、XRPやXRP Ledgerそのものとは別の存在です。XRPはRipple社の株式でもないため、XRPを購入してもRipple社の株主になるわけではありません。
XRPは最大1,000億枚までと上限が決まっており、新たなXRPがマイニングによって発行される仕組みではありません。
また、ビットコインのPoWや一般的なPoSとは異なり、バリデータが取引内容について合意するコンセンサス方式を採用しています。おすすめ仮想通貨のなかでも、XRPは高速な価値移転を目的として設計されている点が特徴です。
値動きや話題性が中心になりやすいミームコインとは性質が異なり、XRPの将来性を見るうえではXRPLが実際にどこまで利用されるかも重要なポイントです。
リップルの過去最高値と2025〜2026年の価格動向
XRPは2024年後半から大きく上昇し、その後も市場環境や規制への期待によって大きな値動きを見せています。主なリップル価格推移は以下のとおりです。
| 時期 | XRP価格の目安 | 主な動き |
| 2024年初め | 約0.6ドル前後 | 比較的低い水準で推移 |
| 2024年11月末 | 約2.70ドル | 規制環境改善への期待などから急騰 |
| 2025年7月17日 | 3.65ドル | 過去最高値を記録 |
| 2026年8月24日 | 約1.5ドル | 最高値から下落した水準で推移 |
Rippleの市場レポートによると、XRPは2024年第4四半期に約280%上昇し、11月末には約2.70ドルまで値上がりしました。規制環境の改善期待や現物XRP ETFをめぐる動きなどが市場の注目を集めた時期です。
その後もリップルの上昇は続き、2025年7月17日には3.65ドルを記録しました。CoinGeckoでは、この価格がリップルの過去最高値として記録されています。
一方、2026年8月24日時点ではXRPは約1.5ドル、約230円台で推移しており、最高値を大きく下回っています。価格はリアルタイムで変動するため、購入時には最新レートを確認してください。
このように、リップルは急騰する局面がある一方で、大きく価格を戻すこともあります。ビットコインの今後を左右する市場環境はXRPにも影響しやすいため、仮想通貨市場全体の流れも確認しておきましょう。
ほかの主要銘柄との値動きを比較する場合は、イーサリアムの価格予想も参考になります。なお、日本円で見たXRP価格はXRP/USDだけで決まるわけではなく、ドル円相場の変動によっても上下します。
リップル(XRP)の今後・将来性が期待される5つの理由

XRPの今後を考えるうえでは、価格チャートだけでなく、規制や機関投資家の動向、Rippleの事業、XRP Ledgerの利用拡大なども確認することが大切です。本セクションでは、以下の5つを解説します。
- 現物XRP ETF
- SECとの裁判終了
- Rippleの金融インフラ事業
- XRP Ledgerの利用拡大
- 仮想通貨市場全体の上昇
①現物XRP ETFによって機関投資家が参入しやすくなった
XRPの将来性を考えるうえでは、米国で投資手段が増えている点も注目材料です。主な動きは以下のとおりです。
- 2025年11月に「Bitwise XRP ETF」が取引開始
- 同月に「Franklin XRP ETF(XRPZ)」もNYSE Arcaへ上場
- 2025年5月にはCMEでXRP先物・Micro XRP先物が開始
- XRPを直接保有せず、証券口座から価格へアクセスしやすくなった
こうした環境整備は、機関投資家からの資金流入を後押しし、XRPの今後にプラスとなる可能性があります。イーサリアム投資と同様に、現物を直接保有する以外の投資手段が増えた点は重要です。
ただし、ETFがあるだけでリップル高騰が起こるわけではありません。リップル爆上げが成功するためには、実際の資金流入額や市場環境も確認する必要があります。
②SECとの裁判が終了し規制面の不透明感が後退した
XRPを長年取り巻いてきた大きな不透明材料の一つが、米証券取引委員会(SEC)とRippleの訴訟です。主な流れを年表で整理すると、以下のとおりです。
| 時期 | 主な出来事 |
| 2020年12月 | SECがRippleを提訴。XRPの販売が未登録証券の募集・販売に当たるなどと主張 |
| 2023年7月 | XRPの取引所などでのプログラマティック販売について、証券取引には当たらないとの判断が示される |
| 2024年8月 | Rippleに1億2,503万5,150ドルの民事制裁金などを科す最終判決 |
| 2025年8月7日 | SECとRippleが控訴・交差控訴を取り下げ、民事訴訟が終了 |
| 2026年3月 | SEC・CFTCの解釈指針でXRPが「digital commodity」の具体例として示される |
「リップル裁判の結果はいつ確定したのか」という点では、2025年8月7日に双方が控訴を取り下げたことで、一連の民事訴訟は終了しました。
ただし、2024年の最終判決はそのまま維持されているため、「Rippleが全面勝訴した」と表現するのは正確ではありません。
また、2026年3月にはXRPの規制上の位置付けが以前より整理されました。そのため、「リップル裁判に勝ったらいくらになるか」だけで今後を予想するのではなく、裁判後の資金流入やXRPの実需まで確認することが重要です。
③国際送金やRippleの金融インフラ事業が拡大している
RippleはXRPだけを扱う企業ではなく、国際送金・決済、カストディ、流動性、ステーブルコインなどを含む金融インフラ事業を展開しています。
Ripple公式によると、Ripple Paymentsは2026年6月時点で累計1,000億ドル超の取引を処理し、60以上の市場で事業を展開しています。
さらに2026年7月にはルクセンブルクでMiCAに基づくCASP認可を取得し、欧州経済領域(EEA)30カ国で仮想通貨サービスを展開できる体制を整えました。
Rippleが発行する米ドル連動型のステーブルコイン「RLUSD」も、2025年4月からRipple Paymentsへ統合されています。市場で広く利用されているUSDTなどと同様、RLUSDも決済や資金移動に活用されるデジタルドルの一種です。
発行体や準備資産の違いを整理したい場合は、USDTとUSDCの違いも参考になります。取得方法まで比較する場合は、USDTの買い方を確認しておくとステーブルコインの利用イメージをつかみやすいでしょう。
ただし、Rippleの事業拡大がそのままXRP価格の上昇につながるとは限りません。リップルの将来性やxrpの将来性を判断する際は、Rippleの成長とXRPそのものの需要を分けて見る必要があります。
④XRP LedgerでDeFi・RWA・レンディングの開発が進んでいる
XRP Ledger(XRPL)では、送金以外の金融用途も広がっています。主な取り組みは以下のとおりです。
- ネイティブDEXによるトークン交換
- RWAのトークン化
- Ondo Financeの「OUSG」をXRPL上で展開
- Guggenheim Treasury Servicesのデジタル・コマーシャルペーパーを提供
- XRPL Lending Protocolの開発
こうした動きにより、XRPL上のDeFiは個人向けだけでなく、機関投資家向け金融にも用途を拡大。PoS型ネットワークのステーキングとは異なり、XRPLではオンチェーン金融を通じて資産を活用する方向で開発が進んでいます。
また、XRPL Lending Protocolでは固定期間の融資を行う仕組みが開発されています。2026年8月時点ではまだ開発段階であり、メインネットで本格利用されている機能とは区別が必要です。
将来的にXRPL上の信用市場が拡大すれば、仮想通貨レンディングの金利一覧で比較されるような資産運用の選択肢が増え、リップルの将来性を支える材料になる可能性があります。
⑤仮想通貨市場全体の上昇がXRPにも追い風になる可能性がある
XRPの価格は固有のニュースだけで決まるわけではなく、ビットコインを中心とした仮想通貨市場全体の影響も受けます。
CME Groupの2026年の分析では、XRPを含む主要仮想通貨はビットコインと正の相関を示しており、直近1年間ではXRPとBTCの相関が高まった局面も確認されています。
用途が異なる銘柄でも、市場全体への資金流入・流出によって同じ方向へ動くことがあります。
そのため、金融緩和や市場のリスク選好によって仮想通貨へ資金が向かえば、リップル高騰の追い風になる可能性があります。反対に、ビットコインを含む市場全体が大きく下落すれば、XRPも影響を受ける可能性があります。
リップルの見通しやリップル予想を見る際は、ETFやXRPLなどXRP固有の材料だけでなく、ビットコインの値動きや金融市場全体の環境、アーサー・ヘイズが示す市場見通しなども確認することが大切です。
仮想通貨市場への長期的な資金流入を考える場合は、企業のBTC保有戦略で知られるマイケル・セイラ―の考え方も比較材料になります。
リップル(XRP)の価格予想|2026年・2030年はどこまで上がる?

リップルの今後を考えるうえで、2026年だけでなく中長期の価格予想も気になるポイントです。ただし、将来になるほどXRP予測の不確実性は高まります。
本セクションでは、以下の3つを解説します。
- 2026年末のXRP価格予想
- 2030年のXRP価格予想
- 1000円・1万円・10万円・50万円になる可能性
2026年末のXRP価格を弱気・中立・強気の3シナリオで予想

2026年8月24日時点のXRP価格は約1.48ドル、1ドル=約158.9円で換算すると約235円です。CoinGeckoによる時価総額は約927億ドルとなっています。金融機関や運用会社のリップル最新予想には、以下のように大きな幅があります。
| 予想元 | 2026年の予想 | 位置付け |
| Bitwise Europe | 1.07〜6.53ドル | 弱気〜最大ケース |
| 21Shares | 1.60〜2.69ドル | 弱気〜強気ケース |
| Standard Chartered | 2.80ドル | 2026年末目標 |
Bitwise Europeは2025年公表の評価モデルで、2026年を弱気1.07ドル、強気4.94ドル、最大6.53ドルと試算しています。
21Sharesは2026年1月23日、弱気1.60ドル、基本2.45ドル、強気2.69ドルというシナリオを公表しました。ただし、こちらは年末価格ではなく「2026年中に到達し得るピーク水準」のXRP価格予測です。
一方、Standard Charteredのデジタル資産リサーチ責任者Geoffrey Kendrick氏は、2026年2月に年末目標を従来の8ドルから2.80ドルへ引き下げました。ETFへの資金流入鈍化、高金利などが背景と報じられています。
これらを参考に、リップルの2026年予想を整理すると以下のとおりです。
| シナリオ | 価格目安 | 円換算※ | 主な条件 |
| 弱気 | 1.07〜1.60ドル | 約170〜254円 | 市場低迷・ETF需要鈍化 |
| 中立 | 2.45〜2.80ドル | 約389〜445円 | ETF・実需が緩やかに拡大 |
| 強気 | 4.94〜6.53ドル | 約785〜1,038円 | XRPL利用拡大・市場上昇 |
※1ドル=約158.9円で単純換算。
なお、JPMorganはXRP価格そのものではなく、現物XRP ETFについて、承認された場合に開始後6〜12カ月で40億〜80億ドルを集める可能性があると2025年1月に試算していました。
実際のETF資金流入がこの規模へ近づくかは、今後のXRP価格予想を見るうえで重要な材料です。
リップルは2030年にいくらになる?3つの価格シナリオ

XRPの2030年の価格予想ついては、金融機関・運用会社・専門家の間でも予想が大きく分かれています。主な予測は以下のとおりです。
| 予想元 | 2030年予想 | 予測の特徴 |
| Finder専門家パネル | 5.25ドル | 専門家17人の平均 |
| Bitwise Europe | 0.13〜29.32ドル | 弱気〜最大ケース |
| Standard Chartered | 28ドル | 銀行による長期目標 |
Bitwise Europeのモデルでは、XRPが決済・トークン化市場で十分なシェアを獲得できない弱気ケースを0.13ドル、順調に成長するBull Caseを12.68ドル、最も強気のMax Caseを29.32ドルとしています。
Standard Charteredも強気で、2026年2月の予測更新後も2030年の目標価格28ドルを維持しています。同社は2027年7ドル、2028年12.60ドル、2029年19.60ドルと段階的な上昇を予測しています。
一方、Finderが2025年6月に仮想通貨業界の専門家17人を調査した結果では、リップルの2030年末の平均価格予想は5.25ドルでした。これらを踏まえると、リップルの2030年予想は次のように整理できます。
| シナリオ | 価格目安 | 円換算※ | 想定される状況 |
| 弱気 | 0.13〜5.25ドル | 約21〜834円 | 実需・機関採用が伸び悩む |
| 成長 | 12.68ドル前後 | 約2,015円 | XRPL利用が順調に拡大 |
| 強気 | 28〜29.32ドル | 約4,449〜4,659円 | 決済・RWAなどで大規模採用 |
※2026年8月24日の為替で単純換算した参考値。
リップル2030年価格が強気シナリオへ近づくには、ETFへの継続的な資金流入に加え、XRPLの決済・RWA・DeFi利用やRippleの金融インフラ事業が実需につながる必要があります。
そのため、リップルの今後(2030年)の予想を見る際は、一点の価格よりも、その価格を実現するための条件を確認することが重要です。
リップルは1000円・1万円・10万円・50万円まで上がる可能性がある?
「リップルはどこまで上がるのか」を考える場合は、リップルの予想将来価格だけでなく、その価格になった場合の時価総額を見ると現実性を判断しやすくなります。
リップル公式によると、2026年6月30日時点で市場などへ分配済みのXRPは約623億枚です。CoinGeckoでも現在の流通量は約630億XRPとなっているため、以下では約627億XRPとして概算します。
| XRP価格 | 必要な時価総額の目安 | 現在の市場との比較 |
| 1,000円 | 約62.7兆円 | 現在のBTCの約4分の1 |
| 5,000円 | 約313.5兆円 | 現在のBTCを上回る |
| 1万円 | 約627兆円 | 現在の仮想通貨市場全体を上回る |
| 10万円 | 約6,270兆円 | 大幅な市場拡大が必要 |
| 50万円 | 約3京1,350兆円 | 現状では極めて高いハードル |
2026年8月24日時点の仮想通貨市場全体の時価総額は約2.68兆ドル、ビットコインは約1.55兆ドルです。現在の為替なら、それぞれ約425兆円、約246兆円に相当します。
この規模と比較すると、リップル1000円には約63兆円が必要で、現在の仮想通貨市場の範囲内に収まります。一方、1万円ではXRP単独で現在の仮想通貨市場全体を上回る規模になります。
リップルが将来10万円になれば約6,270兆円、50万円では約3.1京円が必要です。そのため数学的に不可能とはいえないものの、現在の市場規模を基準にすればリップルの10万円・50万円到達は極めて高いハードルと考えられます。
なお、時価総額は「その金額の資金が実際に流入した」という意味ではありません。また、将来XRPの流通量や仮想通貨市場全体が拡大すれば比較条件も変わります。
リップル最新予想で1000円・1万円・10万円・50万円といった数字を見かけた場合は、価格だけでなく必要時価総額まで計算して判断するとよいでしょう。
リップル(XRP)の10年後は?長期保有する価値を考える

2030年よりさらに先までXRPを保有する場合、短期的な価格予想よりも、ネットワークや市場そのものが成長しているかを見ることが重要です。
本セクションでは、以下を解説します。
- リップルの10年後を左右する要因
- XRPを長期保有する場合の考え方
リップルの10年後・2036年を左右するポイント
リップルの10年後の価格を正確に予測することは困難です。2036年までには、仮想通貨市場の規模や規制、金融機関によるブロックチェーン利用などが大きく変化している可能性があります。
長期的に重要になるのは、XRP Ledger(XRPL)が実際の金融取引でどこまで利用されるかです。XRPLは2012年から稼働しており、Rippleによると2026年2月時点で累計40億件以上の取引を処理しています。
2026年には大手運用会社Aviva Investorsも、既存のファンド商品をXRPL上でトークン化する取り組みをRippleと開始しました。
今後、決済・RWA・金融機関向けサービスなどでXRPLの採用が広がれば、XRPの需要を支える材料になる可能性があります。
一方、ステーブルコインや他のブロックチェーンとの競争、各国の規制、XRPの流通量、仮想通貨市場全体の成長も無視できません。
そのため、リップルの10年後の価格だけを予想するより、XRPL上で実際にどれだけ資産や価値が動いているかを見ることが重要です。
リップルを10年間ガチホするなら定期的な見直しが必要
XRPウォレットでリップルのガチホを10年続ければ、必ず値上がりするわけではありません。長期保有では「何年間持つか」より、購入時に期待した成長シナリオが維持されているかを確認することが大切です。
具体的には、XRPLの利用状況やRippleの金融事業、金融機関・企業による採用、規制環境、市場シェアなどを定期的に確認するとよいでしょう。
「リップルのガチホはいつまで」と迷った場合も、10年という期間だけで判断せず、当初の投資理由が崩れていないかを見直すことが重要です。将来資金が必要になる時期も考慮し、保有方針を調整しましょう。
「リップルはやばい・オワコン」といわれる理由とリスク

リップルにはETFや規制環境の改善といった強気材料がある一方、価格下落につながるリスクもあります。将来性を判断するには、上昇材料だけでなく弱気要因も確認することが大切です。本セクションでは、以下を解説します。
- XRPの大きな価格変動
- XRPの供給動向
- 他の送金・決済技術との競争
XRPは価格変動が大きく急騰後に暴落する可能性がある
XRPは短期間で大きく価格が動くことがあります。CoinGeckoによると、XRPは2025年7月17日に過去最高値の3.65ドルを記録しましたが、その後は最高値を大きく下回る水準まで調整しています。
こうしたリップルの急騰・暴落は、XRP固有のニュースだけでなく、ビットコインを中心とした仮想通貨市場全体への資金流入や金融環境にも左右されます。
そのため、短期間の値動きから将来価格を正確に予測することは困難です。過去最高値への回復だけを前提にせず、大幅な下落が起きても生活に影響しない範囲で資金計画を立てることが重要です。
リップル社のXRP保有量や供給動向が意識される
「リップルはやばい」といわれる理由の一つが、リップル社によるXRPの保有量です。
リップル公式によると、2026年6月30日時点でリップルが保有するXRPは約376.6億枚で、そのうち326億枚がオンチェーンのエスクローに置かれています。一方、市場などへ分配済みのXRPは約623.3億枚です。
エスクローはXRPを一定期間ロックする仕組みで、契約に従って順次解放されます。リップルは過去に、解放後に使用しなかったXRPを再びエスクローへ戻す仕組みも説明しています。
そのため、「保有XRPがすべて一度に市場へ売却される」と考えるのは正確ではありません。ただし、将来の供給量はXRP予測にも影響するため、Rippleが公表する最新の保有量・エスクロー残高は確認しておきたいポイントです。
国際送金・ステーブルコイン・他チェーンとの競争もある
XRPが狙う決済・金融インフラ市場には、ステーブルコインや他のブロックチェーンという競合も存在します。主な競争相手は以下のとおりです。
- ステーブルコイン:USDTやUSDCは国際送金や企業間決済で利用が広がり、Visaなど大手決済企業も活用を進展
- Ethereum:ステーブルコインやRWA市場で高いシェアを持ち、機関投資家向け金融でも存在感を強化
- Solanaなど高速チェーン:低コスト・高速処理を強みに、決済やステーブルコイン、トークン化資産の利用を拡大
このため、Rippleのサービス利用が増えても、それがそのままXRP需要の増加につながるとは限りません。
現時点で「リップルはオワコン」と断定できる状況ではありませんが、今後のリップルの見通しを考える際は、XRPLの利用拡大だけでなく、ステーブルコインや他チェーンとのシェア争いも確認することが重要です。
XRPを購入・保管・活用する方法

XRPの今後に期待して保有する場合は、価格予想だけでなく、購入後の保管方法や保有資産の活用方法まで考えておくことが大切です。本セクションでは、以下の3つを解説します。
- XRPを購入する方法
- XRPを保管・送金する方法
- XRPをレンディングで活用する方法
XRPを購入する方法
XRPは、日本の仮想通貨交換業者を通じて購入できます。金融庁の登録業者一覧でも、XRPを取り扱う事業者が複数確認できます。基本的な購入手順は、以下のとおりです。
- 仮想通貨取引所で口座を開設する
- 本人確認を行う
- 日本円を入金する
- XRPを購入する
初めて購入する場合は、仮想通貨の買い方を確認しておくと、口座開設から購入までの流れを把握しやすくなります。口座開設時の特典も比較したい場合は、仮想通貨取引所キャンペーンの最新情報も確認しておくとよいでしょう。
サービスによっては販売所と取引所形式があり、購入価格や手数料体系が異なります。また、取扱銘柄や取引機能を重視する場合は仮想通貨海外取引所も選択肢ですが、日本居住者が利用できるかを事前に確認しましょう。
長期保有するXRPは保管・送金方法も確認する
購入したXRPを長期保有する場合は、取引所に預け続ける方法と、自分で管理するWeb3ウォレットへ移す方法があります。
自己管理型ウォレットでは秘密鍵を自分で管理できる一方、紛失した場合の復旧なども利用者自身の責任になります。資産額や利用頻度に合わせて、おすすめ仮想通貨ウォレットを比較するとよいでしょう。
また、XRPを取引所などへ送金する際は、アドレスだけでなく「Destination Tag」の入力が必要な場合があります。
XRPL公式によると、Destination Tagは共通アドレスへ送られたXRPを、取引所側でどの利用者へ割り当てるか識別するためなどに使われます。送金先の案内を確認し、初めて利用する場合は少額から送金する方法も検討しましょう。
長期保有するXRPはレンディングで活用する方法もある
XRPを長期保有する場合は、そのまま保管するだけでなく、レンディングで活用する方法もあります。
XRP LedgerはPoSではなく独自のコンセンサス方式を採用しているため、XRPそのものにネイティブなPoSステーキングはありません。
そのため、XRPで収益を得る方法としては、事業者へ資産を貸し出して利用料を受け取るレンディングが選択肢になります。
他の仮想通貨との仕組みの違いを知りたい場合は、仮想通貨ステーキングランキングも比較材料になります。XRPを長期保有しながら活用したい場合は、IZAKA-YA(イザカヤ)も選択肢です。
公式サイトではXRPに対応しており、レンディングは最低1日から利用でき、貸出期間に応じて利息が毎日付与されます。通常サービスの利率は最大年12%と案内されています。
NexoレンディングのサービスのようにXRPを売却せず保有しながら運用したい人には選択肢になりますが、価格変動に加えて貸出先やサービス固有のリスクもあります。
利用を検討する場合は、IZAKA-YAの使い方や最新の利率・貸出条件を確認してから始めるとよいでしょう。
IZAKA-YAでXRPをレンディングする方法
XRPを長期保有する場合、値上がりを待つだけでなく、保有期間中のXRPをレンディングで活用する方法もあります。
IZAKA-YAではXRPの保管・送金・レンディングに対応しており、XRPを入金したあと、運用期間と数量を設定することでレンディングを始められます。
すでにXRPを保有している場合は、新たに購入せず、取引所や外部ウォレットから送金して運用することも可能です。手続きは、以下の3ステップです。
- IZAKA-YAアカウントを作成する
- XRPをIZAKA-YAへ入金する
- 運用プランを選択してレンディングを始める
①IZAKA-YAアカウントを作成する
まずは、XRPを保管・運用するためのIZAKA-YAアカウントを作成します。

- IZAKA-YA公式サイトへアクセスし、認証画面の「開始」をタップします。
- メールアドレス、パスワード、居住国を入力し、「新規登録」を選択します。
- 登録したメールアドレスに届いたメールを開き、「認証する」をタップします。
- メール認証後、画面の案内に従ってKYC(本人確認)を行います。
アカウント作成後は、セキュリティを高めるために2段階認証(2FA)も設定しておくとよいでしょう。
IZAKA-YAに登録するkeyboard_arrow_right②XRPをIZAKA-YAへ入金する
アカウントの準備ができたら、レンディングに使用するXRPをIZAKA-YAへ入金します。

- メイン画面の「Wallet」から「XRP(Ripple)」を探し、「入金」を選択します。
- 表示された入金アドレスとDestination Tag(宛先タグ)を確認します。
- 利用している取引所や外部ウォレットから、指定されたアドレスとタグへXRPを送金します。
IZAKA-YAのXRP入金では、ウォレットアドレスだけでなくDestination Tagの入力も必要と案内されています。送金元ではアドレスとタグの両方が正しいことを確認してください。
入力を間違えると正常に入金されない可能性があるため、初めて送金する場合は少額でテストしてから残りを送る方法もあります。
なお、IZAKA-YAへUSDTなど別の仮想通貨を送金する場合は、USDTのチェーンタイプのようにネットワークごとの違いも確認しておくとよいでしょう。
③運用プランを選択してレンディングを始める
XRPの入金が反映されたら、レンディングを申し込みます。

- 画面右上の三本線メニューから「レンディング」を選択します。
- 通貨一覧からXRPを探し、右側の「新規融資」をクリックします。

- 「運用期間(日数)」を選択します。
- 「融資額」にレンディングするXRPの数量を入力します。
- 継続して運用する場合は「レンディング自動継続」を設定します。
- 利用規約を確認し、「申し込み」をタップします。
以上でXRPのレンディング設定は完了です。IZAKA-YAの公式案内でも、XRPを選択して運用期間と数量を設定する流れが確認できます。
IZAKA-YAでは最低1日からレンディングでき、貸出資産には毎日利息が付与されます。公式サイトでは1年間のレンディングで最大12%の利率を案内していますが、これはサービス全体の最大値です。
他サービスとも比較したい場合は、ビットレンディングの評判・対応銘柄や募集条件も確認しておくとよいでしょう。
XRPに適用される実際の利率は運用期間などによって異なる可能性があるため、申し込み画面の最新条件を確認してください。
XRPの今後に期待して長期保有する場合でも、ウォレットに置いておくだけが選択肢ではありません。XRPを売却せず、保有期間中の資産も活用したい人は、IZAKA-YAレンディングが運用方針に合うか確認してみましょう。
IZAKA-YAを見てみるkeyboard_arrow_rightまとめ|リップルの今後は実需・規制・市場環境を確認しよう
リップルの今後を考えるうえでは、価格予想だけでなく、現物XRP ETFへの資金流入や規制環境、Rippleの事業拡大、XRPLの実利用などを確認することが大切です。
2026年・2030年・10年後の価格を正確に予測することはできません。1000円・5000円・1万円・10万円といった予想についても、必要な時価総額とセットで現実性を判断しましょう。
XRPの今後やリップルの将来性に期待して長期保有する場合は、価格だけでなく実需の成長を定期的に確認し、ウォレットでの保管やレンディングなど、自分に合った資産管理方法を検討することも重要です。
リップル(XRP)の今後に関するよくある質問
XRPが今後上昇すると断定はできませんが、現物ETFへの資金流入や規制環境の整備、Rippleの事業拡大、XRPLの実利用増加はプラス材料です。一方、市場低迷や競合拡大もあるため、リップルの見通しは強気・弱気の両面から判断しましょう。
Standard Charteredは2026年2月に予測を更新し、XRPの2028年目標を12.60ドルとしています。ただし、ETFへの資金流入や規制整備などを前提としたリップル予想であり、将来価格を保証するものではありません。
2030年予想には大きな幅があります。Standard Charteredは28ドル、Bitwise Europeは弱気から最大ケースまで幅広いシナリオを提示しており、実際の価格はXRPLの利用や市場環境によって大きく変わります。
理論上は可能ですが、現状では非常に高いハードルです。Ripple公式の分配済み約623億XRPで単純計算すると、10万円では約6,230兆円の時価総額が必要となり、現在の仮想通貨市場を大幅に上回ります。
XRPが5000円になると確定した事実はありません。分配済み約623億XRPで計算すると、5000円では約312兆円の時価総額が必要です。実現にはXRPの実需と仮想通貨市場全体の大幅な成長が必要になります。